牛乳瓶のふた

今は牛乳は紙パックに入ったものがスーパーで売られていますが、それまでは牛乳瓶に入っていて、朝牛乳配達の人が、毎日注文した分だけ届けてくれていました。

 

今でも古い銭湯に行くともしかすると、冷蔵庫に入って売っているかもしれません。

牛乳はなくても同じ瓶で、フルーツ味の甘ーいジュースのようなヨーグルトのようなものが売っているかも。

 

その牛乳瓶には上には紙のふたが付いていました。

最初はその蓋がピタッと瓶にはまっていたので、専用の太さ1~1.5mmほどの針が先についた蓋開けTool が必要でしたが、いつからか蓋の横に少しつまむところができて、そこをつまんで引っ張れば開けられるようになりました。

ちょうど、カップのアイスクリームの蓋と同じです。

 

その牛乳瓶の蓋を、平たいテーブルの上に置いて、手を使わずに、思いっきり口で「パッ!」と声を出すと、その声の衝撃派で牛乳瓶の蓋がパコっとひっくりかえります。

 

子供の時みんなで牛乳瓶の蓋を持ち寄って、自分の蓋をテーブルに置き、順番に「パッ!」と言って蓋をひっくり返す遊びをやっていました。

 

ルールはひっくり返ったら相手の蓋がもらえるだけの単純なものです。時には人のはひっくり帰っても自分のもひっくり返ったらダメとかルールを決めたりしてました。

 

ある日、同じように遊ぼうと近所の子供たちと集まりました。

テーブルに表(牛乳メーカのラベルが印刷してある方)を向けて5~6枚の蓋を載せ、最初私の番。「パッ!」言った瞬間、普通は1~2個ひっくり返ればいい方なのですが見事にすべての牛乳瓶の蓋がひっくり返り、総取り。

 

しばらくそのことは子供たちの間で語り継がれました。